「インターホンを取り付けたいけれど、ホームセンターで頼めるのかな?」
「自分で取り付けたほうが安い?それとも業者にお願いするべき?」
そんな疑問を抱えて検索している方は多いはずです。
実は、コーナン・カインズ・ビバホームなど多くのホームセンターでは、インターホンの取り付けサービスを提供しています。
費用や対応範囲を把握しておけば、業者に依頼するよりも安く・スムーズに取り付けできるケースもあります。
一方で、インターホンの種類(有線・無線)や設置場所によっては、資格が必要な電気工事になることも。
DIYでできる範囲とホームセンターで依頼できる範囲をしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、以下のポイントをわかりやすく解説します👇
- ホームセンターで取り付け依頼できる内容と費用の目安
- 自分でインターホンを取り付ける手順と注意点
- ホームセンターと業者依頼の違い
- よくある失敗例とトラブル対処法
- 賃貸でも可能か・キャンセルはできるか などのQ&A
「どこに頼めばいいか」「費用はいくらか」「自分でもできるか」を明確にすることで、無駄なく安全にインターホンを取り付けられるようになります。
ホームセンターでインターホンの取り付けはできる?
ホームセンターで依頼できる内容と対応範囲
多くのホームセンターでは、インターホンの販売だけでなく取り付け・交換工事の依頼サービスも提供しています。特にコーナン・カインズ・ビバホームなどの大手チェーンでは、店舗に提携する電気工事業者が対応し、家庭用インターホンの設置から既存機器の交換まで依頼可能です。
対応範囲は主に以下のようなケースです。
- 既存のインターホンを新しいものに交換
- ワイヤレス(無線)インターホンの新規取り付け
- 玄関・門柱などへの壁掛け・ネジ留め設置
- 室内モニターの交換・簡易的な配線対応
ただし、配線を新たに引き直す工事や分電盤まわりの施工は対応外になることもあります。このような複雑な作業は、資格を持つ電気工事業者に依頼する必要があります。
ホームセンターでの取り付けは「シンプルな取り付け・交換作業」がメインと考えておくと良いでしょう。
コーナン・カインズ・ビバホームなど大手店舗の特徴
コーナンやカインズ、ビバホームなどの大手ホームセンターでは、全国規模の店舗ネットワークと提携業者による工事体制が整っているため、初心者でも安心して依頼できるのが特徴です。
- コーナン:店頭またはWebから取り付け工事の依頼が可能。シンプルなインターホン交換やワイヤレス機器の取り付けに強い。
- カインズ:専用の「住まいのメンテナンス」サービスで、見積もりから工事までワンストップで対応。料金も比較的明確。
- ビバホーム:複数メーカーのインターホンを取り扱い、提携業者による設置サービスも利用可能。
いずれの店舗も、機器購入と取り付け依頼を一括で行える点が大きなメリット。機器選びで迷った際も、店頭スタッフやWeb見積もりでサポートが受けられるため、DIYが苦手な人でも利用しやすいサービスとなっています。
依頼方法と工事の流れ
ホームセンターでインターホン取り付けを依頼する流れは、基本的に以下のようになります。
- 店頭またはWebでインターホン本体を選ぶ
- 工事依頼を申し込み、取り付け場所や状況を伝える
- 提携業者による現地確認・見積もり
- 工事日程を決定
- 取り付け・交換工事の実施
シンプルな壁掛けタイプやワイヤレス型であれば、作業時間は30分〜1時間程度で完了するケースも多いです。配線が複雑でない限り、工事自体は短時間で済むのが特徴です。
また、申し込み時に「現在どのようなインターホンがついているのか」「新しく設置したい位置」などの情報を写真とともに伝えておくと、見積もりがスムーズになります。
ホームセンターで対応できないケース
ホームセンターで依頼できる工事は便利ですが、すべてのケースに対応できるわけではありません。以下のような場合は、ホームセンターではなく電気工事業者への依頼が必要になることが多いです。
- 建物内に配線がない状態での新設
- 分電盤やブレーカーまわりに手を加える必要がある場合
- マンションや共用部で管理組合の許可が必要な場合
- 特殊なスマートインターホンや高電圧を使用する機器
このようなケースでは専門的な知識と資格が必要になるため、提携業者でも対応不可となる場合があります。事前に自宅の設置状況を確認し、自分のケースがホームセンター対応範囲内かどうかを把握しておくことが重要です。
依頼前に確認すべきポイント
インターホン取り付けをスムーズに進めるためには、事前準備がとても大切です。依頼する前に、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 現在のインターホンの有無と種類(有線/無線)
- 配線の状態(既存配線が使えるか)
- 取り付けたい位置と設置場所の材質(外壁・門柱など)
- 使用する機器の対応範囲と機能(録画機能、スマホ連携など)
- 工事可能な日程
特に既存の配線がない場合や、スマートインターホンのような高機能機器を設置する場合は、ホームセンターではなく業者に依頼したほうがスムーズです。
しっかりと条件を整理したうえで依頼することで、費用や施工時間を最小限に抑えることができます。
インターホン取り付けの費用と相場感
基本料金と工事費の目安
ホームセンターでインターホンを取り付ける場合、基本料金+工事費がかかります。
費用の目安は以下の通りです。
- 既存インターホンの交換(同一場所):約5,000円〜10,000円
- ワイヤレスインターホンの新規設置:3,000円〜8,000円前後
- 有線インターホンの新設(軽作業):10,000円〜15,000円前後
取り付け費用は機器の種類・配線の有無によって大きく変わるため、現地見積もりで最終的な金額が確定します。複雑な配線工事を伴わないシンプルな交換であれば、費用を抑えることが可能です。
配線工事の有無による料金の違い
配線工事が必要かどうかは、費用に大きく影響します。
既存のインターホンがある場合は、その配線を流用することで工事費を抑えられます。しかし、まったく配線がない状態で新設する場合は、壁の穴あけや電源の確保など追加工事が必要となり、1万円以上の追加費用が発生することもあります。
ワイヤレスインターホンを選べば配線工事が不要なため、初期費用を大幅に抑えられるケースもあります。特に賃貸物件では、壁を傷つけずに設置できる点が大きなメリットです。
有線/無線タイプ別の価格差
インターホンには有線タイプと無線(ワイヤレス)タイプがあり、それぞれ費用が異なります。
- 有線タイプ:本体価格は比較的安価ですが、配線工事が必要になるため工事費がかかる。
- 無線タイプ:本体価格はやや高めですが、工事費を抑えられる。
例えば、安価なワイヤレスインターホンなら本体+工事費込みで1万円台に収まるケースもあります。一方で有線タイプの場合、配線工事を含めると2〜3万円ほどかかることもあります。
コストを重視するならワイヤレス、安定性や通信品質を重視するなら有線といった選び方が一般的です。
ホームセンターと業者依頼の費用比較
ホームセンターと電気工事業者では、費用にも違いがあります。
- ホームセンター:1万円〜2万円台(シンプルな取り付けの場合)
- 電気工事業者:2万円〜4万円前後(対応範囲が広い)
ホームセンターはあくまで軽微な工事に特化しているため、料金が比較的安く、費用を抑えたい人に向いています。一方、業者は複雑な施工にも対応できるぶん、費用は高くなる傾向があります。
費用を抑えるコツ
インターホン取り付け費用を抑えるには、以下のようなポイントを意識すると効果的です。
- 配線工事が不要なワイヤレスインターホンを選ぶ
- 本体と工事をセットで依頼する(パック料金の利用)
- 取り付け箇所を事前に決めておく
- キャンペーンや割引サービスを活用する
特にワイヤレス機器を活用すれば、工事の手間も少なくなり、費用を大幅に下げることが可能です。
また、複数台のインターホンを同時に設置する場合は、セット工事で割引が適用されるケースもあるため、事前見積もりで確認しておくとよいでしょう。
自分でインターホンを取り付けることはできる?
DIYでできる取り付けとできない工事の違い
インターホンの取り付けは、DIYで可能な場合と資格が必要な工事に該当する場合があります。
DIYでできる範囲は、主に「ワイヤレス型インターホン」や「既存の有線配線をそのまま利用して交換するケース」です。例えば、すでに配線があり、それを活かして本体を付け替えるだけなら、初心者でも比較的容易に作業できます。
一方で、新たに壁に穴を開けたり、電源を引くなど配線工事を伴う場合は資格が必要となります。特に有線タイプの新設は、電気工事士の資格がないと行えないケースが多いです。DIYで無理に行うと、法律違反や感電事故のリスクもあるため注意が必要です。
自分が行う作業がDIYで可能か、それとも資格工事が必要かを事前に見極めることがとても重要です。
必要な工具と材料リスト
DIYでインターホンを取り付ける場合には、あらかじめ工具を揃えておくことでスムーズに作業が進みます。必要な工具・材料は以下の通りです。
- プラスドライバー・マイナスドライバー
- 電動ドリルまたはインパクト(壁に穴を開ける場合)
- テスター(通電確認用)
- 絶縁手袋・安全メガネ
- 取付用のネジ・アンカー
- 両面テープ(仮固定や軽量機器向け)
- 新しいインターホン本体(有線またはワイヤレス)
ワイヤレスインターホンであれば、工具は最小限でも設置が可能です。しかし有線タイプでは壁の材質や配線状態によって工具の種類が変わるため、あらかじめ取付場所を確認し、必要なものを準備しておきましょう。
電気工事士資格が必要なケース
次のようなケースでは、DIYではなく有資格の電気工事士による工事が必要になります。
- 建物内部に新たに配線を引く
- 100V電源と接続する機器を設置する
- 分電盤・ブレーカーまわりに手を加える
- 高度な配線やスマートインターホンの施工
これらは単なる機器の取り付けではなく、電気設備の改修や電源の接続を伴うため、法律で資格保有者による工事が義務付けられています。
無資格でこれらの作業を行うと、事故だけでなく法令違反による罰則の可能性もあるため、必ず業者に依頼しましょう。
DIYのメリット・デメリット
DIYでインターホンを取り付ける最大のメリットは、費用を抑えられることです。ホームセンターやネットで機器を購入すれば、工事費がかからず、本体代のみで設置が可能です。また、自分の好きなタイミングで取り付け作業を行えるため、スケジュールの自由度も高いです。
一方デメリットとしては、安全性と施工の確実性にリスクがある点が挙げられます。配線を誤れば通電不良や機器の故障につながり、最悪の場合は感電事故も起こり得ます。また、壁の加工が必要な場合は技術が必要になるため、初心者にはハードルが高いこともあります。
無理にDIYで行うよりも、状況によっては業者に依頼したほうが結果的に安全で確実なケースも多いです。
安全に作業するための準備と注意点
DIYでのインターホン取り付けでは、安全対策を徹底することが最優先です。以下の点を事前に確認しておきましょう。
- ブレーカーを必ずOFFにする
- テスターで通電を確認してから作業を始める
- 絶縁手袋を着用し、金属部に素手で触れない
- 脚立を使用する場合は安定した足場を確保する
- 雨の日・湿気の多い日は避ける
特に有線タイプでは、ほんの少しの油断が感電やショート事故につながります。安全装備と正しい手順を守ることが、DIY成功のカギです。
DIYでのインターホン取り付け手順
取り付け位置の決め方と下準備
インターホンの取り付けでまず重要なのは、取り付け位置の選定です。
玄関や門柱に取り付ける場合、訪問者が押しやすい位置に設置するのが基本。目安としては地面から約1.4m〜1.5m程度の高さが一般的です。
また、日当たりや雨の当たり方も考慮する必要があります。直射日光が強く当たる場所や雨水がかかりやすい位置は避け、防水・防塵性能を確保できる場所に設置しましょう。
設置位置が決まったら、取り付け面の汚れを落とし、水平を確認します。下地がコンクリートの場合は、アンカーを打つ必要があるため電動ドリルの準備も必要です。
ブレーカーを落として安全を確保
インターホンの取り付け作業を始める前に、必ずブレーカーをOFFにします。
特に有線インターホンの場合は電源が常に通電しているため、電気を止めないままの作業は非常に危険です。
ブレーカーを落とした後、テスターを使って通電が止まっているか必ず確認しましょう。安全確認を怠ると、感電やショートのリスクが高まります。
また、作業中は周囲の照明や電化製品が停止する場合もあるため、家族にも事前に伝えておくと安心です。
古いインターホンの取り外し方
既存のインターホンを交換する場合は、まず古い機器を取り外します。
本体のカバーを外し、ネジを緩めて固定を解除します。続いて配線を取り外しますが、このとき必ず接続状態を写真に残しておくことが重要です。新しいインターホンの取り付け時に参考にできるため、配線ミスを防げます。
無理に引っ張ると配線が切れるおそれがあるので、ペンチやドライバーを使って慎重に外しましょう。長年使用している場合はサビや固着があるため、力を入れすぎずに少しずつ作業を進めるのがコツです。
新しいインターホンの取り付けと配線
新しいインターホンは、事前に決めた位置に合わせて固定します。
ワイヤレスの場合はネジ止めまたは強力両面テープで固定。有線タイプの場合は、先に配線を接続してから本体を設置します。
配線は、先ほど撮影した写真を参考に同じ位置へ正確に接続するのがポイントです。接触が甘いと通信不良や映像が映らないなどのトラブルにつながります。接続後はネジをしっかり締め、固定が緩まないよう確認しましょう。
取り付け後の動作確認と仕上げ
すべての取り付けが完了したら、ブレーカーをONに戻して動作確認を行います。
インターホンの呼び出しボタンを押し、モニターが正しく反応するか・映像や音声がクリアに届いているかをチェックしましょう。
異常がある場合は、再度配線や設置位置を確認します。問題がなければ、最後に本体や周囲をきれいに拭き取り、設置完了です。
DIYではここまでを自分で行うため、慣れていない場合は時間がかかることもありますが、手順を守れば初心者でも取り付けが可能です。
ホームセンターと業者依頼の違い
ホームセンター依頼のメリット・デメリット
ホームセンターでインターホンの取り付けを依頼するメリットは、料金が明確で、依頼のハードルが低いことです。
コーナンやカインズ、ビバホームといった大手では、インターホンの購入と同時に設置工事を申し込むことが可能で、費用も基本料金+工事費で事前にわかりやすく提示されます。DIYが苦手な人や、手軽に取り付けたい人にとって非常に利用しやすいサービスです。
一方、デメリットは対応できる施工範囲が限られていること。基本的に既存配線を活用した交換や、簡単な取り付け作業のみ対応のケースが多く、配線の新設や複雑な施工が必要な場合は断られることもあります。
また、ホームセンターは施工業者と提携しているため、依頼から工事までの日数がややかかる点も注意が必要です。
電気工事業者に頼むメリット・デメリット
電気工事業者に直接依頼する最大のメリットは、対応範囲の広さとスピードです。
有線インターホンの配線工事や、スマートインターホンなど特殊な機器の設置、分電盤からの電源取り出しなど、ホームセンターでは難しい施工も柔軟に対応できます。
さらに、業者によっては当日・翌日の施工にも対応してくれるため、急ぎの設置にも対応しやすいのが強みです。
一方で、費用はホームセンターよりも高額になる傾向があります。取り付け内容にもよりますが、基本料金が1万円以上になることも珍しくありません。また、業者によっては追加費用が発生する場合もあるため、事前見積もりの確認が必須です。
施工範囲と保証制度の比較
ホームセンターと業者では、施工範囲と保証制度にも違いがあります。
ホームセンターの場合、取り付け可能なのは主に「既存インターホンの交換」や「ワイヤレスインターホンの設置」など比較的軽微な施工が中心です。保証についても、提携業者による短期的な施工保証(3ヶ月〜1年程度)が一般的です。
一方で電気工事業者では、配線工事・電源工事・特殊な機器への対応まで幅広く可能で、施工保証も1年〜5年程度と長いケースが多く見られます。機器のトラブルにも柔軟に対応してくれるため、長期的な安心感を求める人には業者依頼が向いています。
対応スピード・緊急対応の違い
対応スピードにも大きな差があります。
ホームセンターは提携業者とのスケジュール調整が必要なため、申し込みから施工まで数日〜1週間ほどかかるのが一般的です。特に繁忙期は工事日が先になるケースもあります。
一方で電気工事業者は、自社で施工を行うため即日・翌日対応が可能な場合も多く、急ぎの取り付けや故障対応には業者のほうが有利です。夜間や休日対応を行っている業者もあり、柔軟さという面では業者に軍配が上がります。
どちらを選ぶべきかの判断基準
インターホン取り付けの依頼先を選ぶ際は、以下の基準を参考にするとよいでしょう。
- 施工内容がシンプル(交換のみ/ワイヤレス設置) → ホームセンター
- 配線工事や電源の引き込みが必要 → 電気工事業者
- 費用を抑えたい → ホームセンター
- スピード重視・緊急対応が必要 → 業者
「手軽さ・価格重視」ならホームセンター、「対応力とスピード重視」なら業者と、目的によって選び分けることが失敗しないコツです。
取り付け時の注意点とよくある失敗例
電源を落とさず作業してしまう危険性
インターホンは電気を使う機器のため、取り付け作業を行う際は必ずブレーカーをOFFにする必要があります。
電源を落とさないまま配線に触れると、感電事故やショートの危険性が高くなります。ワイヤレス型であっても、接触部に金属工具が触れると故障する可能性があるため注意が必要です。
DIYでの設置では特にこの工程を軽視しがちですが、安全確保は何よりも優先すべきポイントです。
取り付け位置のミスと動作不良
取り付け位置を誤ると、呼び出しボタンが押しにくかったり、カメラの映像が見切れてしまうといったトラブルが発生します。
インターホンの設置位置は、訪問者が自然に操作できる高さと角度が重要です。目安は地上から140cm〜150cm程度。特にカメラ付きのテレビドアホンの場合は、映像の映り方を確認して設置することが大切です。
有線・無線タイプを間違えるトラブル
よくある失敗例として、「有線機器を買ったのに配線がなく設置できない」「ワイヤレス型を購入したが通信距離が足りない」というケースがあります。
有線タイプには電源・配線が必須、ワイヤレスタイプにも通信距離の制限があるため、購入前に設置環境と対応機種の仕様を確認することが欠かせません。間違えると再購入・再工事となり、余計な出費につながります。
配線ミスによるショート・不具合
DIYでの設置に多いのが配線ミスです。端子の接続が甘いと映像や音声が途切れる原因となり、接続位置を間違えると機器がショートすることもあります。
配線の取り外し前に写真を撮っておく、メーカーの説明書を確認するなど、作業前の記録と確認が失敗を防ぐ重要なポイントです。
DIYで失敗したときの対応方法
もしDIYで失敗した場合は、すぐにブレーカーをOFFにして安全を確保し、自力で無理に直そうとしないことが大切です。
インターホンが作動しない、異音・異臭がするなどの不具合が出た場合は、早急に電気工事業者へ依頼しましょう。時間が経つほどトラブルが大きくなる可能性もあるため、早めの対応がポイントです。
よくある質問(Q&A)とトラブル対処法
賃貸でもインターホンは取り付けできる?
賃貸物件でもインターホンの取り付けは可能な場合がありますが、事前に大家さんや管理会社への確認が必要です。
ワイヤレス型であれば壁を傷つけずに設置できるため、許可を得やすいケースが多いです。有線型の場合は配線や穴あけが必要になるため、管理規約によって制限されることがあります。
古いインターホンの処分方法
古いインターホンは、自治体の不燃ごみまたは小型家電リサイクルとして処分できることが多いです。
ホームセンターで新しい機器を購入した場合、店舗によっては引き取りサービスを行っていることもあります。処分方法に迷った場合は、自治体または購入店舗に確認しましょう。
工事資格がないときはどうする?
有線インターホンの配線や電源工事には電気工事士資格が必要です。資格がない場合は、無理にDIYせず、ホームセンターまたは業者に依頼するのが安全です。
特にブレーカーや分電盤周辺を触る作業は法律違反になる可能性もあるため、注意が必要です。
取り付け後に映らない・鳴らない時の対処法
インターホンを取り付けたのに映像が映らない、音が鳴らないといったトラブルは、配線の接触不良や接続ミスが原因であることが多いです。
まずはブレーカーのON/OFFと配線の差し込み具合を確認し、それでも改善しない場合はメーカーサポートや業者に相談しましょう。
ホームセンター依頼のキャンセル・変更対応
ホームセンターで取り付け依頼をした場合、工事日程の変更やキャンセルは工事日の数日前までに連絡すれば対応してもらえるケースが一般的です。
ただし、直前のキャンセルではキャンセル料が発生する場合もあるため、依頼時にキャンセルポリシーを確認しておくと安心です。
また、日程変更にも柔軟に対応してもらえることが多いため、急な予定変更があっても対応可能な点はホームセンター依頼のメリットといえます。

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