「リクシルのタッチレス水栓は便利そうだけど、デメリットが多くて後悔しないか不安…」と迷っていませんか。
この記事では、実際の口コミからセンサー感度や水はね等のデメリットを洗い出し、ナビッシュで失敗しない選び方と具体的な解決策を解説します。
リクシル タッチレス水栓で後悔するのはなぜ?口コミから分かる5つのデメリットと真実
結論から言うと、リクシルのタッチレス水栓(ナビッシュ)を導入して後悔する最大の理由は、水はねの多さと、温度や水量の調節は手動で行う必要があるという理想と現実のギャップにあります。
最新のキッチン設備として憧れる方が多い一方で、実際に生活に取り入れてみると、毎日の些細なストレスが蓄積してしまうケースがあるのは事実です。
ここからは、実際に使用している人たちのリアルな声から判明した5つのデメリットを具体的に紐解いていきます。
【センサー感度】反応が良すぎて予期せず水が出る・止まらない
タッチレス水栓の最大の魅力である高感度センサーですが、これが裏目に出ることがあります。
たとえば、シンクの奥をスポンジで掃除している最中に腕がセンサーを横切り、突然水が出てきて袖口がびしょ濡れになってしまうという悲劇です。
また、洗い物の最中にお皿の向きを変えようとしただけなのに水が止まってしまい、自分のタイミングで水流をコントロールできないことにもどかしさを感じる人もいます。
便利さゆえの過敏な反応が、慣れるまではかえって家事のテンポを崩す原因になることがあるのです。
【水はね問題】水圧が強くてシンク周りが水浸しになる
タッチレス水栓を導入した方の口コミで最も目立つのが、この水はねに対する不満です。
スプーンのくぼみやタッパーのフチに水流が当たった瞬間、噴水のように水が飛び散り、キッチンの天板や床、さらには着ているエプロンまで濡れてしまうことがあります。
せっかく手を触れずに清潔を保てる水栓なのに、そのあとに飛び散った水をふき取る手間が増えてしまっては本末転倒だと感じるのも無理はありません。
毎食後の片付けのたびにシンク周りの水はねを気にして慎重に洗うのは、精神的にも負担になります。
【停電時の不安】電気が止まるとキャビネット下での手動切り替えが面倒
タッチレス水栓は電気でセンサーを動かしているため、台風や地震などの災害で停電が起きた際にパニックになる方がいます。
電気が止まるとセンサーが反応しなくなるため、シンク下の引き出しをすべて取り出し、奥にあるキャビネット内の手動弁を操作して水を出すモードに切り替えなければなりません。
非常時というただでさえ不安な状況下で、懐中電灯を片手に狭いシンク下にもぐりこんでバルブを回す作業は、想像以上に過酷です。
家族全員がその操作方法を理解していないと、いざという時に水が使えず途方に暮れてしまうリスクがあります。
【温度・流量調整】毎回レバーを触る必要があり完全な非接触ではない
「タッチレス」という言葉から、すべて自動で完結する魔法のような水栓を想像しがちですが、ここに大きな落とし穴があります。
センサーでできるのはあくまで吐水と止水のオンオフだけであり、お湯と水の切り替えや、チョロチョロとした弱めの水流にしたいといった調整は、従来通り根元のレバーを手で動かす必要があります。
ハンバーグをこねたギトギトの両手で「少しだけお湯の勢いを弱めたい」と思ったとき、結局汚れた手でレバーを触らなければならない現実に直面します。
完全な非接触を求めていた人にとって、この仕様は期待外れに感じてしまうポイントです。
【導入コスト】通常水栓より本体価格・工事費が約5〜10万円高い
キッチンのリフォームや新築の打ち合わせ終盤で、見積もりを見てため息をつく方は少なくありません。
リクシルのナビッシュを採用する場合、標準的な手動レバー水栓と比較して、機器本体の価格差に加えて電源を引っ張ってくるための電気工事費などが上乗せされます。
結果として、オプション費用が5万円から10万円ほど跳ね上がるケースがほとんどです。
「手をかざすだけで水が出る」という機能に対して、これだけの追加費用を払う価値が本当に自分たちの生活にあるのか、予算との狭間で深く悩む要因になっています。
ナビッシュのセンサー誤作動や水はねはなぜ起こる?構造的な原因を解説
これらのデメリットは製品の欠陥ではなく、ナビッシュが持つ特有の構造と仕組みを知ることで深く納得できるはずです。
原因がわかれば、自分にとって許容できる範囲なのかどうかを冷静に見極めることができます。
【感知エリアの仕様】高感度センサーの検知範囲と袖口や腕への干渉
ナビッシュのセンサーは赤外線を照射し、それが物体に反射して戻ってくることで感知する仕組みを採用しています。
この赤外線の検知エリアが吐水口の真下に広めに設定されているため、水を出そうという意図がなくても、シンクの奥にある洗剤を取ろうと伸ばした腕や、厚手のニットの袖口などに赤外線が反射してしまいます。
機械はそれが手なのか袖なのかを判断できないため、反射の信号を受け取った瞬間に忠実にバルブを開いて水を出してしまうという構造的なジレンマを抱えているのです。
【吐水位置の高さ】グースネック形状による落下距離の増加と水はねの相関性
ナビッシュの代名詞とも言える白鳥の首のような美しいアーチを描くグースネックデザインですが、実はこれが水はねの最大の要因です。
一般的なストレート水栓に比べて吐水口の位置がかなり高くなるため、水がシンクの底や食器に衝突するまでの落下距離が長くなります。
高い位置から落ちた水はそれだけ勢いが増すため、物理的な法則として水はねが激しくなるのは避けられません。
大きな鍋やフライパンを洗いやすいというメリットの裏返しとして、この水はね問題が存在しています。
【給湯器との連動遅れ】お湯が出るまでのタイムラグと配管内の冷水の関係
冬場の寒い朝など、センサーに手をかざしてすぐにお湯で顔を洗いたいのに、最初は必ず冷たい水が出てきてヒヤッとすることがあります。
これはタッチレス水栓の不具合ではなく、給湯器からキッチンまでの配管内に残っている冷水が先に押し出されるためです。
センサーが反応してバルブが開いた後、給湯器が着火して温められたお湯が長い配管を通って届くまでには、どうしても数十秒のタイムラグが発生します。
すぐに温かいお湯で油汚れを落としたいときには、この待ち時間が地味なストレスに感じられる構造になっています。
リクシル タッチレス水栓のデメリットを解消!後悔しないための実践的対策
構造上の弱点を知ってがっかりしたかもしれませんが、実はちょっとした工夫と初期設定で驚くほど快適に使えるようになります。
後悔を「導入してよかった」に変えるための、今日からすぐに実践できる具体的な解決策をお伝えします。
【水はね対策】整流・微細シャワーの使い分けとシンク下の止水栓での水圧調整手順
水はねの悩みを根本から解決する一番の方法は、シンク下にある止水栓で水圧そのものを少し弱めに設定することです。
引き出しを開けて奥を覗き込むと、お湯と水それぞれの配管にマイナスドライバーで回せるネジのような部品(止水栓)があります。
これを右に少し回して、水が最も勢いよく出てもシンクの外に飛び散らない程度の適正な水量に絞ってしまえば、水はねのストレスは激減します。
さらに、洗い物をする際は水流が束になる整流モードではなく、水が広がる微細シャワーモードに切り替えることで、食器に当たった際の衝撃を和らげることができます。
【停電対策】乾電池式モデル(ナビッシュB5タイプ等)の選択と手動弁の事前確認
災害時や停電時の不安を払拭するには、最初からコンセントを必要としない乾電池式のナビッシュ(B5タイプなど)を選ぶのが最も賢明な対策です。
単1アルカリ乾電池2本で約1年間稼働するため、停電時でも普段と全く同じようにセンサーで水を使うことができます。
もしすでに100V電源タイプを導入している場合は、平日の時間があるときに一度、家族全員でシンク下の手動弁の位置を確認し、実際に手動で水を出す練習をしておくことを強くおすすめします。
一度でも経験しておけば、いざ真っ暗な中で作業することになってもパニックに陥ることはありません。
【センサー対策】黒いスポンジや透明なコップへの反応低下を防ぐ正しいかざし方
赤外線センサーの性質上、光を吸収してしまう黒い色のスポンジや、光を透過してしまう透明なガラスコップは感知しにくいという弱点があります。
透明なグラスを洗うときに水が止まってイライラする場合は、グラスをかざすのではなく、グラスを持っている自分の手や指をセンサーの直下に持っていくように意識を変えてみてください。
また、意図しない吐水を防ぐためには、シンクの奥の掃除をするときは一時的にセンサーの電源スイッチを切るか、センサー検知エリアから外れた低い位置で腕を動かすクセをつけるだけで、不要な袖口の濡れを防ぐことができます。
我が家に最適なのはどれ?リクシル タッチレス水栓(ナビッシュ)の選び方と代替案
ナビッシュには驚くほど多くの種類があり、機能と予算のバランスを見極めることが失敗しないための必須条件です。
ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、どのグレードが一番しっくりくるか比較してみてください。
AC100V式(A10・A9等)と乾電池式(B6・B5等)の費用対効果
新築や大がかりなリフォームであれば電源を新設しやすいですが、既存のキッチンを手軽に交換したい場合は電源工事がネックになります。
初期費用とランニングコストを含めて、どちらが自分たちの生活に合っているか判断する材料にしてください。
| 電源タイプ | メリット | デメリット | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| AC100V式(A10など) | 電池交換の手間が一生不要。エコセンサー等の高機能が選べる | 初期工事費が高い。停電時は手動切り替えが必要 | 新築やフルリフォームをする人。浄水機能なども求める人 |
| 乾電池式(B6など) | 電源工事不要で導入費が安い。停電時もそのまま使える | 約1年ごとの電池交換(単1×2本)が必要 | 既存の水栓だけを手軽に交換したい人。災害対策を重視する人 |
エコセンサー付き・浄水器ビルトイン型などライフスタイル別おすすめグレード
ナビッシュのグレードは、浄水器の有無や、お湯と水をセンサーで切り替えられるかどうかの組み合わせで決まります。
すべて盛り込むと高額になるため、絶対に外せない機能を家族で話し合ってみましょう。
| グレード・機能 | 特徴 | こんなご家庭にぴったり |
|---|---|---|
| A10タイプ(浄水付き・エコセンサーあり) | 上のセンサーはお湯、下のセンサーは浄水と使い分けが可能 | 料理中によく浄水を使い、かつガス代を節約したいご家庭 |
| A9タイプ(エコセンサーあり) | 浄水器は不要だが、水とお湯をセンサーでしっかり区別して出せる | ウォーターサーバーを別で持っており、洗い物の快適さを優先したいご家庭 |
| B5タイプ(乾電池式・シンプル機能) | 吐水・止水センサーのみ。浄水やエコセンサーはなし | とにかく手を触れずに水を出したいという基本機能だけで十分なご家庭 |
TOTO「タッチスイッチ水栓」やPanasonic「スリムセンサー水栓」との比較
リクシルのナビッシュだけが正解ではありません。
他メーカーの製品もそれぞれ個性があり、水はねや操作性の不満を解消できる可能性がありますので、視野を広げて検討してみてください。
| メーカー・製品名 | 操作方法 | メリット | どんな人に向いているか |
|---|---|---|---|
| リクシル「ナビッシュ」 | センサーに手をかざす(完全非接触) | 泥だらけの手でも水栓が全く汚れない | 衛生面を最優先し、水栓の根元の水アカ掃除から解放されたい人 |
| TOTO「タッチスイッチ水栓」 | 吐水口の先端を手の甲などで軽く押す | 誤作動が全くない。押すだけなので直感的に使える | センサーの誤作動がストレスになりそうな人。確実な操作感を求める人 |
| Panasonic「スリムセンサー水栓」 | センサーに手をかざす+節水モード | 通常水栓と同じようなストレートな形状で水はねしにくい | グースネックの水はねが不安な人。キッチンのデザインをすっきりさせたい人 |
リクシルのタッチレス水栓はデメリットを理解して選べば毎日の家事を楽にする最高の時短アイテムに!
ここまで様々な角度からデメリットや対策をお伝えしてきましたが、マイナス面を差し引いても、タッチレス水栓がもたらす生活の質の向上は計り知れません。
生肉や魚を触ったベタベタの手でレバーを触らずに済む開放感や、泡だらけの手で水を出せる便利さは、一度経験すると元の水栓には戻れないほど快適です。
水栓の根元に水が溜まりにくくなるため、しつこい水アカやカビの掃除から解放され、キッチンを美しく保つモチベーションも自然と上がります。
「水はねしやすいから水圧を少し絞っておこう」「我が家は停電が怖いから乾電池式にしよう」と、事前に弱点を知って対策を練っておけば、後悔することは絶対にありません。
ご自身のライフスタイルに合った最適な一台を見つけて、毎日のちょっとした家事のストレスを手放し、気持ちよくキッチンに立てる日々を手に入れてください。

