航空券

このサイトは、自分で飛行機(航空券)を予約する際の手順や注意事項をコンパクトにまとめて、アドバイスします。語ればいろいろありますが、必要最低限に、わかりやすく載せています。 下段に、私や仲間もよく使った、【2023年】おすすめの航空券予約サイトも載せています。 

注意:この業界、記載された内容は、変更や間違えてる場合もあるので特に予約については十分チェックと注意をしてください。航空券(エアチケット)は最重要です。

2.Air ticket 編:航空券と予約手順

個人でも大丈夫!少し確認することが増えるだけです!
   ※ここは、面倒でも最後まで目を通してください。きっと参考になります。
   ※特に注意が必要なことは、赤文字 にしてあります。
   ※海外がメインですが国内も差ほどの違いはありません。 

|ネットでの予約   

ここでは、予約方法のうち、ネットの検索サイトを利用する場合を基本にアドバイスします。その他、旅行会社や航空会社で人を介する予約については、「プランニング」を参照して、ご利用ください。

まず、航空券の取扱い業者、検索サイト(最低3社以上)で、目的地・出発日・価格など、希望に沿って検索します。

個人旅行の場合、必ずしも直行便!ではなく、途中降機(ストップオーバー)して、経由地も少し楽しんで・・・という、乗り方も要一考です。

希望にあった航空券があれば、下記のことをしっかりチェックします。内容を忘れないために、メモをしましょうプランニングで印刷した紙=旅程表など、がいいです)

 そして・・・チェック項目は?

|チェック項目

建物内の椅子に座っている人々

航空券はチェック事項が結構あるので、慎重に・・・間違えると乗れなかったり、帰れなかったり、変更等で多額のチャージを取られたりする場合があるので、十分注意をしましょう

特に、帰り(復路)の便に注意が必要です。 

■タイムスケジュール(経由地・乗換え含め)はどうなってる?

出発地、出発時間=経由の有無(あれば、経由地、そこの到着時間=出発時間)
乗換えの有無=最終目的地と到着時間(特に、日付変更線を通る場合は注意)

■航空券の種類は何か?

・PEX(特別航空運賃/正規割引航空券)
・APEX(事前購入回遊航空券=PEXの条件付と覚えればいいでしょう)
=上記2つは航空券に料金が載っています。

・格安航空券(=ITチケット=俗称、パッケージツアー用のチケットをばら売りしている航空券)で、表現されます。

・FIX航空券((フィックス)とは予約時に往復ともに日付や経路を確定させて予約する航空券で購入後は便の変更はできません。発券後に日付や便を変更する場合は一度キャンセルし再度新たな航空券を予約する必要があります。有効期間も決まっています。)

・LCC航空券(ロー・コスト・キャリア=他の航空券に付く、食事やドリンクなどはつかない、基本ノーサービスの航空券)その分、価格は最も安く条件も多い。航空機や設備等は、他と基本同じです。ホテルでいえば、寝るだけの素泊まりみたいなもの。オプション(OP)であれこれあります。近距離には便利です。価格で選ぶなら、断然これ!

|航空券と搭乗券、E-チケット

空港の電子チェックインカウンターの列

航空券と搭乗券、E-チケットの違い(原則で説明します。例外もあり)

・航空券(英語では:エアチケット)は、航空会社にチェックインするための入場券及び乗車券のようなもので、乗り継ぎがあっても、一枚に記載しています。

・搭乗券(英語ではボーディング・パス)は、飛行機に乗るための、座席番号が入った指定席券のようなもので、便ごとに発券されます。

・Eーチケット(最近はほぼこれです:詳細は後述、下記にサンプル)とは、航空券に代わるもので、各カウンターでそれを見せると、搭乗券を発行してもらえます(帰りも同じです)。下の方にサンプル。

下図のチケット(搭乗券)は、上段が「ユナイテッド航空(UA)935便 LONDON発⇒LOS ANGELES行」で、下段はロス発⇒カフルイ(ハワイ州のマウイ島の空港)行です。この場合、乗り継ぎでロンドン発⇒ロス経由⇒カフルイ行 ですが、航空券は「E-TICKET」一枚です。

搭乗券(BOARDEING PASS)サンプル;よ~く見ると、右側下でなんとなく内容がわかる?でしょ?

下の券では****の斜め右下[SEAT:7C とかDEPERT:403P LOS ANGELES]とか書いています。

|特に注意すべき事:最も重要!

利用に当たって付随する条件(直行便か、経由ありか、経由の場合の滞在時間、機外や空港の外出の可否、年齢制限や女性のみなどの制約はないか)

帰路(復路)の出発地変更=オープンジョー、途中降機=ストップオーバー、の可否と追加料金の有無、変更やストップオーバーできる回数

の航空券は予約していつまでに発券しなくてはいけないか(発券期限)

事前座席指定の可否  下図:例:JAL787-8機内座席配置表

ボーイング787-8(788)/ 機内座席配置 - JAL

支払方法と支払時期(カードの種類、銀行振込 支払い時期:予約時か予約後か?)

予約確定の「連絡確認の有無」(メールなど)

現地最低滞在日数の有無=ミニマムステイ(ある場合は最低何日間か)通常は:アジアは2泊以上、ミクロネシア2泊以上、アメリカは3泊以上、ヨーロッパは3泊または4泊以上(航空会社や正規割引料金(PEX)により緩和もあります)、オセアニアは3泊以上滞在、という条件が付きます。まれに、余りそうな格安チケットだと、逆に条件ナシもあります。

料金(空港使用料・諸税・燃油代=サーチャージ・航空保険など経費は原則として別ですので必ず確認する:最近は込みも多い

●その際、「空席確認」もしておきます(オンラインでできる業者とそうでない業者があります。料金が安くても空席がなければ意味がないので、注意しましょう)

最低3つぐらいの航空券をチョイスし、比較検討して最もよい条件のものを、選びます。

安くて条件の良い航空券はどんどん売れてゆきますから、できるだけ速やかに判断しましょう。  チャージ(キャンセル料)が掛かる前なら、チャージ発生に注意して、「まず予約」という手もあります。緊張せず、通販の買い物などと同じで、最終確認までは問題ないので、気楽にいろいろチェックしましょう。

   ●ボヤキ・・・本来はWブッキング(複数予約)は ×・・・?ですよ

特注:予約申込み時には必ず、パスポートネーム(ローマ字)が必要ですので、同伴者分も、あらかじめ確認しておき、間違えないように予約申込みしましょう。(これを間違えるとほとんどの場合、「変更」ではなく「取消し」て再予約になるので特に注意が必要です)。

日時のチェック:よくあるミス:深夜便:エージェントもよくやるので特注!
最近では深夜に日本を出発するフライトが非常に多くなりました。深夜便というのは、深夜0時30分などの日付けが変わった後に出発する便。航空券の予約の際、「5月1日の深夜に出発したい」と旅行会社に伝えたところ、航空券の予約は5月1日の0時30分のフライトを予約され、出発当日まで気付かないということがありました。「5月1日の深夜」というのは一般的には4/30日の23時ごろ~日付をまたいで5/1日も含みますよね。5月1日の0時30分のフライトだと、実際には4月30日の深夜という事です。
双方がしっかり確認すべきでしたね。

経由フライトの間違い:直行便が飛んでいる区間なら、直行便が優先して検索結果に表示されますが、稀にどこかを経由していく便も直行便のような表示の仕方をすることがあり、誤って経由便のフライトを予約してしまうことがあります。格安航空券でよくありがちで、前述の通り、往復の内容をしっかりチェック。

発着地間違い:往路の出発は成田、復路の到着は羽田、とかたまにあります。往復で予約すると思い込みがミスを生みます。チェック!

MTC割れ:「MCT]とは?
MCTとは「Minimum Connecting Time」の略で最低乗り継ぎ時間の意味。各空港ではフライトの乗り継ぎの際に:例:最低2時間は確保して乗り継ぎをするといういうルールがあります。そのMCTのルールはターミナルごと、航空会社ごと、国際線・国内線ごとに全て決められています。
しかし、乗り継ぎが複数あると、中には、乗り継ぎ時間が1時間や1時間半と短い時があり、乗れないケースもまれにあります。航空会社は補償しませんので注意。チェック!

コミット:繁忙期は航空券の残席がないにも関わらず、スタッフの長年の経験から後日空席が出ると予想し、顧客には予約OKと伝えること。これは、わかりにくいですが100%確保とは言い切れないことを覚えておいてください。

補償について:旅行会社の手配ミスについては「旅程保証」は適用されず、損害賠償責任になるということです。そのため、損害賠償請求をしましょう。
旅程保証とは、主に旅行会社が主催するパッケージツアーにおいて、契約書面どおりにサービスの提供がなされなかった場合に、旅行会社が旅行者に対し変更補償金を支払うこと。

また、必ず「変更と取消し」について、「いつからチャージが発生する」などの、注意事項を確認しておきましょう。

特に、PEXやAPEXなどは、予約をしたら72時間以内に発券が原則で、一度予約すると自動で発券される場合があり、発券後の変更や取消しは必ずチャージが発生しますので、特注です。 逆に、72時間以内に発券しないと自動的に取り消される場合もありますので、注意しましょう。・・・確認、確認です

予約⇒ファイナル(最終確認、決定)⇒発券が基本の流れですが、特に、早く空席を埋めてしまいたい航空券は、安い分予約して入金すると、確定となるものも少なくありません 

ファイナルの期限、発券の期限など、制約が厳しいものは格安で、制約がないものは高いと覚えましょう。

  安い<<多い=条件=少ない>>高い  よ~く チェック! 

支払いは原則として、現金かクレジットカードで先払いです

予約後は、ファイナル(最終確認)の手続きをして入金すると、発券ができ、航空券を受け取れます。ただし、2008年夏以降は、実際に航空券そのものは受け取らず、 前述した「E-チケット」といって、コンピュータで管理され、その情報が書かれた、「控え」ネット上でプリントするかメールで予約番号を通知したり、郵送されてきて、予約した飛行機の「航空会社チェックインカウンターや自動チェックイン・発券機」で、搭乗券が受け取れるシステムに変わっています。(路線により、紙の航空券もあるので、ここでも確認です) いわゆるコンピュータ管理で、航空券を持ち歩かなくてよいわけです。

1枚の紙切れですが、大事なことが記載されていますので、帰りまで大切に保管しましょう。
パスポート同様、行き帰りにはスーツケースには入れずに、携帯しましょう。
万一、なくした場合は、再発行もできるので安心ですが・・・

●E-チケットサンプル

リコンフォーム:72時間前までに(帰路(復路)や乗継便の現地での予約確認の事)が必要か否かを航空券購入時に確認します。

現地からの出発日の3日前まで(多少早くてもOK)には、その便の航空会社に電話で確認(受付の名前を忘れず確認メモ)します。何箇所か周遊するときも、必ず、現地で早めにリコンフォームします。

短期間の場合は、現地に付いたらすぐリコンフォームしましょう。 特に繁忙期は忘れずに入れないと、Wブッキングと思われて、予約したつもりが取れ消されていたり、入力ミスがあったりと、トラブルにつながります。

PEXやAPEXは座席指定ができますから、予約申込み時にリクエストしましょう。さらに、国内便で地方から成田など国際線出発空港へ移動する場合は、原則として往復特別割引運賃で国内便をセットできる便も多いので、これも、申込み時に確認しましょう。最近は、空港に「自動チェックイン・発券機」が設置されており、座席図が出てきて、自分で座席が選べるように、なってきました。ネットでオンラインチェックインも可能なところもあります。

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私や仲間もよく使った【おすすめ】の航空券予約サイト

5社載せましたが、地域や時期、集客状況などで変動しますので、数社比較検討しましょう。
 ※一部、PRも入りますが、チェックしてそのまま載せています。※外資系サイトはややこしいのもあるのでしっかりチェック!

重要:旅行会社全般ですが、どこがいい悪いは地域や時期、前年の送客数等で金額も変動します。それゆえ、大手だから、有名だからとかで信頼はできますが、その分高額だったり利用条件もゆるゆるだったりで意外と無駄が目立ちます。慎重にやれば誰でもできるので、余計な無駄を出さないように頑張りましょう。

エクスペディア

定番エクスペディアは、世界30か国以上でサービス展開しているグローバルな旅行予約サイトです。
登録で会員限定価格での予約やエクスペディアポイントも貯まる。貯まったポイントは次回予約時に国内・海外で利用可能。宿泊施設、航空券、その他旅行に必要なものが手配できる。▶若干ミスもあるので念入りチェック。

Surprise

大手HISが運営する、海外格安航空券の比較サイト。このほか ・ホテル ・レンタカー ・保険 ・wifiレンタルとあるが提携によるおまけ程度。他も大幅には変わらないけど・・・ここ検索しやすい。

格安航空券エアトリ

CM等でおなじみ定番サイト。格安海外航空券・海外ツアー・海外ホテルの予約サイト。 利用ユーザーは20代〜60代まで幅広く、男女比もほぼ半々です。 特に韓国をはじめとするアジアは年々急成長。 海外航空券+ホテルをセット購入で、さらに安く、海外航空券・海外ホテル両方のポイントがGE Tできる。ここは、国内便、国内レンタなど、国内移動でも使えます。一度は探索してみよう。

海外航空券+ホテル予約 こころから

ここは、LINEでプロのスタッフに無料で相談できるので、海外旅行に不慣れな人でも安心して予約できる。また航空券とホテルをセットで予約するサイトなので、らくらく予約ができて、面倒くさがり屋にはうってつけ。別々に予約するよりも料金もかなりおトクになる。 パッケージツアーとは違って、好きなホテルと好きな航空券を組み合わせることで、自分好みの旅行をアレンジできる。
サポートが充実しているので、書類準備や手続きも安心(情報提供のみの無料プランから、可能な限り手続きを代行するプランまで取り揃えている)。
他の予約サイトでは選択肢が多すぎて選べない人でも、旅のテーマごとにプロが厳選したホテルから、かんたんに予約することができる。●人気の旅行先:ハワイやグアムといったリゾートや、韓国やタイ、シンガポールといった近場のアジア圏が昨今の予約のほとんどを占めている。おすすめ度高い。

【トラベリスト】

ここは、海外ホテル予約サイトの老舗「アップルワールド」が運営する。国内便の格安航空券・LCCの簡単比較・予約サイトです。国際空港へ行くのに、国内移動に便利です。

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