｜太陽光発電の設置費用はいくら？ 最新の相場やお得に設置するコツ
東京都では、2025年4月から都内の新築戸建て住宅に太陽光パネルの設置を義務化する基本方針も発表され、今後ますます太陽光発電導入のための普及や支援が進むことが考えられます。
｜最新の太陽光発電の設置費用
太陽光発電の設置費用はソーラーパネルの電気容量によって異なります。
住宅用の設置費用相場：80万〜170万円
2012年当時は1kWあたり40万円台だった頃から比べ、この10年弱で約10万円／kW以上も安くなっています。経済産業省では、2022年度のシステム費用想定値を25.9万円／kWとし、2023年もこの想定値を据え置くことを発表しています。
一般的な住居用ソーラーパネルであれば3〜5kWの出力で十分とされているため、基本の設置費用の相場は77.7万〜129.5万円（25.9万円×3〜5kW）と考えることができます。
| 内訳 | 金額(1kWあたり) |
| 太陽光発電のパネル費 | 20万円～30万円 |
| パワーコンディショナー費 | 4万円～50万円 |
| 架台費 | 2万～ |
| 発電モニター | 2万～ |
| 接続箱 | 6,000円 |
| ケーブル | 5,000円～ |
| 工事費 （設置や電気系統の工事） | 5万円～20万円 |
| その他（手続き手数料、管理費） | 20,000円 |
設置場所の広さ（5KWで）：最低25～30㎡：メーカーにより差があり
太陽光パネルの重さ：1枚あたり約15kg（ 20枚敷くと300kg。 架台込みで400kgほど）
設置する屋根の面数が増えるほど、工事の手間はかかるため費用は上がります。屋根に設置する場合は足場が必要となり、庭などに設置するより10～20万円となります。また、太陽光パネルの固定方法は重量により頑丈で施工に手間がかかる順に、支持瓦工法、支持金具工法、アンカー工法といったものがあり、安全性などを重視すると設置費用も上がります。
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